SM調教「我慢」の勘違い

危険な勘違い Mの貴女へ
危険な勘違い

SM調教ではどんなことを行うでしょうか?

SM調教初心者のM女の場合、イメージが先行してしまい勘違いしていることがよくあります。

今回はその中でも非常によくある勘違いを紹介します。これはM女にとっては、辛いことになるのでぜひ理解しておきましょう。

「我慢すること」の危険性

ご主人様の指示命令、行うことは絶対。というイメージはありませんか?

例えば縛られて、とても苦しいのに、何も言えずに我慢する…

これは非常に危険です。

まず、ご主人様の命令は絶対であるというのは勘違いです。苦手なことや嫌なことは事前にNG行為として伝えておくべきです。

そして、NG行為にはしていなかったけど、指示を実行した後に「これは辛い」と思うことがあるでしょう。その時の「我慢しなければならない」という考えも勘違いです。

SM調教で行われるプレイは「我慢をしなければならない」と思っているM女は非常に多いです。ご主人様の命令=絶対というイメージからそう思ってしまうのでしょう。

しかし、本当に辛い時は我慢する必要はありません。やってみてダメだったら、途中でセーフワードを言う、もしくはセーフジェスチャーをしてください。

セーフワード・セーフジェスチャーについては下記の記事を読んでください。

我慢を続けると、身体に悪影響がありますし、SM調教自体が嫌なものになってしまいます。最悪、事故になることもあります。

我慢しても良いケースとは

SM調教の全てにおいて「我慢をしない」となってしまったら、それはそれで調教になりません。

そこで「我慢しても良いケース」を紹介します。

それは貴女が「SM調教を楽しんでいるか否か」です。

例えば

・辛いけどご主人様に悦んでもらえるのが嬉しいという気持ちが勝っている
・辛いけど嫌ではない
・辛いけど気持ち良さもある
・辛いけど興奮している

上記のように、辛いだけになっていなければ我慢しても大丈夫です。

辛いだけで他のことは何も考えられない・何も感じない

そんな時は我慢せずにセーフワードを言いましょう。

もっと分かりやすく言うと「もう嫌だ」という気持ちしかなくなったら、それは我慢する必要はありません。

どんな調教に慣れているSのパートナーも、貴女の本当の気持ちを全て理解することはできません。貴女のことは貴女が一番知っているため、「辛いだけ・もう嫌だ」と心が思ったら我慢の限界を伝えて良いのです。そのためにセーフワードがあります。

「ご主人様の言うことは絶対」「我慢しなければならない」という勘違いはしないようにしましょう。

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