「どうすればご主人様に悦んでもらえますか?」という質問は、調教が進んで行くとよく出てきます。
今回はご主人様に悦んでもらうために貴女はどうするべきかを紹介します。
Sであるご主人様を悦ばせる方法
M(マゾヒスト)として、S(サディスト)に悦んでもらうためには、2つの要素が必要不可欠です。
それが「素直さ」と「身も心も委ねる」ことです。
1. 「素直さ」とは
SM調教は、単に肉体的な刺激を与える行為だけではありません。そこには精神的な刺激を与え感情を動かすという、コミュニケーションが必要になります。
貴女が調教中に感じたこと、例えば「もっと強く叩いてほしい」「もっとキツく縛って欲しい」「踏まれているのが心地良い」といった感情を、言葉や態度で素直に伝えることが、Sにとっての悦びとなります。
私は、Mの貴女がどうすれば快楽を得られるのかを常に探しています。しかし、貴女からのフィードバックがなければ、手探りの状態で調教をすることになるので、その分ミスマッチが発生したり、時間を要してしまいます。
Mの貴女が素直に積極的に「あの調教とても感じた」「次はこんな調教を受けてみたい」といった具体的な感想や願望を伝えてくれることで、Sは「自分の調教が貴女にフィットした」という確信を得ることができ、嬉しくなります。それはSの支配欲を満たすことに繋がり、悦びを感じます。
この素直さは私が悦ぶだけではなく、貴女の成長にも繋がります。今まで恥ずかしくて口に出して言えなかった自分の欲望を伝えることで、貴女は自身のM性をより深く理解することができるからです。それにより今までにない快楽を味わえるようになっていきます。
2.「身も心も委ねる」とは
SM調教は、調教する側と調教を受ける側の関係性があります。それは支配する側と支配される側という関係です。
調教を受け支配される側である貴女が身も心も全てを私に「委ねる」ことにより、私の支配感・征服感がより満たされ、それが悦びに繋がります。
身も心も委ねるとは、Mである貴女が持っている「不安」や「恥ずかしさ」といった感情を捨て、Sである私の指示に全て従い、身を任せることで、私は支配する悦びを味わうことができます。
貴女が身も心も委ねることが出来たら、普段の生活では決して味わえないような非日常的な体験をすることができます。自らの意思で動けない、抗うことができない状態に置かれることで、Mの貴女は「支配される」ことの快楽を得ることができるでしょう。
SM調教が上手くいかないケース
SM調教が上手くいかないケースとして、「相性の問題」「Sの力量不足」などがありますが、今回紹介した「素直さ」「身も心も委ねる」ことができていないことも原因として挙げられます。
貴女は今のご主人様に素直で身も心も委ねられているでしょうか?
もし、「素直になれていない」「身は委ねられているけど心が委ねられていない」といったことであれば、もしかしたら今のSM調教は上手くいっていないのではないでしょうか?
ただ、調教当初は「素直さ」「身も心も委ねる」ことはできないのは普通です。あまり知らない人に素直に身も心も委ねることはできなくて当然ですからね。
だからこそ、まずはSのパートナーとコミュニケーションを取り、信頼関係を構築していくことが必要になるわけです。
信頼関係が構築されると、「素直さ」「身も心も委ねる」ことも自然にできるようになるでしょう。
結局、SM調教で大切なのは「信頼関係の構築」に落ち着くわけですね。
まずは信頼関係を構築し、その後に「素直に身も心も委ねましょう」。それがご主人様に悦んでもらう方法です。
ただ、「どうすればご主人様に悦んでもらえますか?」という質問をしてくる段階では、ほとんどのケースで既に「素直さ」「身も心も委ねる」ことが出来ています。私はその質問をしてくれること自体に悦びを感じますね。


